2型糖尿病とは

今回は、2型糖尿病について再びつらつらと書いていきたいと思います。

お付き合いください!

定義:インスリン作用が不足する状態でインスリン分泌低下を主体とするものと、インスリン抵抗性が主体で、それにインスリンの相対的不足を伴うものとがある。

臨床的特徴:膵臓β細胞機能はある程度保たれており、生存のためにインスリンが必要になること(インスリン依存状態)は比較的少ない。未治療放置や清涼飲料水の多飲などによって極端に糖代謝が悪化したり、感染などを合併してケトアシドーシスをきたした場合、一時的にインスリン依存状態になることがある。糖尿病の90%以上を占める。

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有病率・発症率:日本人の糖尿病有病率は約10(40歳以上)で糖尿病患者数は約950万人(平成24年国民健康・栄養調査 厚生労働省)40歳以降に起こりやすい。日本では女性より男性で多い傾向にある。若年発症も増加している。

成因:遺伝的素因に、加齢、過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満などの環境因子が加わって発症する。糖尿病の家族歴を認めることが多く、肥満があるか過去に肥満歴を有することが多い。高血糖そのものにより、インスリン分泌低下とインスリン抵抗性が生じる。これをブドウ糖毒性という。ひとたび高血糖が生じると、ブドウ糖毒性による悪循環により2型糖尿病が発症する。

自己抗体:陰性

ほとんどの糖尿病は2型糖尿病ということです。

2型糖尿病に多く見られる急性合併症で高浸透圧高血糖症候群というものがあり、DKA(糖尿病ケトアシドーシス)との違いについて、私自身初め理解するのが難しかったので、次回以降でその2つの病態を比較しまとめていきたいと思います!

それでは!
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