こんにちわ!
DITN(diabetes in the news)という株式会社メディカルジャーナルから発行の医療者向けの新聞に興味深い記事が載っていたのでご紹介します。
回復期リハビリテーションは糖尿病治療に適しているという主旨の記事でした。
以下、記事からの抜粋です。
〇リハビリ病院で糖尿病治療に使える医療費は限られている
〇そのような環境の中での強みは入院期間である
〇療養生活の重要さを実感できれば、退院後の治療意欲につながる
〇患者も医療者も置かれた環境でできる工夫をすることが大切である
私も3年間回復期リハビリテーション病棟に勤務していました。
入院料がいわゆるマルメ(包括医療制度)となっており、一般病棟で患者さんに行われるような糖尿病の病態を評価するための細かな検査は行われていませんでした。
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そのため糖尿病を持つ方が入院していても主治医としては、そもそも入院の原因である脳卒中や大腿骨頸部骨折の方が重要で糖尿病の療養指導に関してはあまり乗り気ではなかったです。
主病に対するリハビリが重要なのはもちろんわかります。しかし、他の病棟と比べ入院期間は数か月単位になるため、確かに時間は十分にあり、1日の生活を通して糖尿病の療養指導をしていくことは可能だと思います。
そこで糖尿病の療養について治療意欲が引き出せて自宅に帰ってからも療養を続けてもらえれば、脳卒中の再発予防や糖尿病性神経障害に起因した転倒からの大腿骨頸部骨折を予防!なんてことにもつながると思います。
病棟には医師、看護師、PT、OT、STの他にも医療ソーシャルワーカーやケアワーカー、管理栄養士など様々な職種が勤務しています。
糖尿病が主病で回復期に入院される患者さんはいませんが、カンファレンスで患者さんの糖尿病療養についても各専門職が知識を出し合って話し合えるといいなと感じます。
そのためにはお互いの専門性を学びあうことも必要ですよね!
話は突然変わりますが、アナログ式のインスリン製剤イノレット®が製造中止になったという話を聞いたのですが、本当なのでしょうか。
イノレット®は握力や視力の弱い方でも使いやすいように握りやすいよう丸く大きく作られているため、高齢者の方々にはいいなあと思うのですが、残念ですね・・・
それでは!
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