糖尿病にいいかも!鯖【さば】の栄養素

こんばんは。理学療法士のRYUです。

先日、大分県に旅行に行ってきました(そのため更新が滞ってすみませんでした)。

飛行機で大分県へ!

高崎山ではかわいい猿にたくさん出逢えました。

定番の地獄めぐりも5ヶ所制覇!

白池地獄

血の池地獄前のバス停がちょっと地獄っぽい!

ホテルのお風呂も最高でした!

と、こんな内容では、何が「糖尿病に絶対勝つ」だという話になってしまいますね。

実は、大分県では、これを食べたんです。

これ、なんだかおわかりでしょうか。正解は「豊後(ぶんご)さば®」です。

本当は、「関さば®」というブランドさばを食べてみたかったのですが、あいにく予約して行かなかったもので「ない」と言われてしまったので、豊後さば®を頂きましたが、大変脂身がしっかりしていて肉もプリプリの弾力。とってもおいしかったです。

そこで、今日は簡単にさばの栄養について調べてみたので、糖尿病との兼ね合いも交えてお伝えできればと思います(前置きが大変長くなりました)。
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さばの栄養素

さばの栄養素についてWikipediaから情報を仕入れました。(赤字に注目!)

100 gあたりの栄養価(Wikipediaより引用;内容一部抜粋)
エネルギー 661 kJ (158 kcal)
炭水化物
0 g
糖類 0 g
食物繊維 0 g
脂肪
7.89 g
飽和脂肪酸 2.247 g
一価不飽和 2.629 g
多価不飽和 1.94 g
n-3 1.564 g
タンパク質
20.07 g
トリプトファン 0.225 g
トレオニン 0.88 g
イソロイシン 0.925 g
ビタミンB6 (25%) 0.33 mg
葉酸 (B9) (1%) 2 μg
ビタミンB12 (183%) 4.4 μg
コリン (14%) 66.9 mg
ビタミンC (2%) 2 mg
ビタミンD (61%) 366 IU
ビタミンE (7%) 1 mg
ビタミンK (0%) 0.1 μg
ミネラル
ナトリウム (6%) 86 mg
カリウム (9%) 406 mg
カルシウム (2%) 23 mg
マグネシウム (8%) 28 mg
リン (18%) 125 mg
鉄分 (9%) 1.16 mg
亜鉛 (7%) 0.67 mg
他の成分
水分 70.15 g
コレステロール 47 mg

お肉ということで、炭水化物は0、タンパク質は100gあたりおよそ20g程度含まれているようです。糖尿病の方では基本的に摂取による血糖値の上昇は気にしなくていいかと思います。

タンパク質とカリウムに関しては、糖尿病腎症がある場合には摂取量に一定の制限がかかる場合がありますのでご注意を。

コレステロールは、糖尿病の一般的な指導内容として言われているのは、

男性が750mg/日、女性が600mg/日未満です。これは、糖尿病でなくても一般的に日本人が食事を摂取する場合の目安として言われているもので、糖尿病患者であってもそれにならって摂取するということを指導していくことになります。ただし、高コレステロール血症がある場合には、200mg/日未満とします。

なかでもさばの栄養のなかでも注目は、n-3系脂肪酸でしょうか。

n-3系脂肪酸といえば、ω(オメガ)-3系ともいわれ、有名なのはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)です。

これらは、自分の体では作り出せない「必須脂肪酸」といわれているものなので、食べ物から摂取することが必要です。

n-3系の摂取による効果としては、

①中性脂肪を下げる

②コレステロールを下げる

③動脈硬化を予防する

④血液をサラサラにして、高血圧を予防する

⑤学習能力の向上

などが言われており、体にいい成分という風に言われています。

糖尿病の場合には、血糖値が高めになることで血管が傷つき、もろくなるいわゆる動脈硬化が起こりやすく、それが原因で脳梗塞や心筋梗塞などの病気になる可能性があるので、その予防につながるという考え方もできるのではないかと思います。

さばにはコレステロールも少なからず含まれていますので、たくさん食べたら良いかというとそういうわけではないと思いますが(何度も言いますが、食事でいちばん大切で根本にあるのはバランスだと思っています)体に良い食べ物ということは間違いなさそうですね。

豊後さば®の刺身は、大変においしく、「これで日本酒を一杯」「海鮮丼なんておいしそう」という考えが自然に頭に浮かんできますが、日本酒もお米も血糖値を上昇させてしまうので食べ過ぎ、飲み過ぎは禁物です(糖尿病の場合には、基本的に禁酒です。アルコールには血糖値を下げる薬の効果を増大させる効果があり、低血糖症状を招いてしまう危険があります)。

いかがでしたでしょうか。

大変簡単な内容になってしまいましたが、旅行の日記だと思って読んでいただければ幸いです。

それでは。
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