糖尿病の薬―α-GI薬 編―

こんばんわ!

今日はα₋GI(α₋グルコシダーゼ)阻害薬について書いていきたいと思います。

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・薬理

二糖類分解酵素(α₋グルコシダーゼ)の活性を阻害することで糖質の消化・吸収を抑え食後の高血糖を抑制する。

単独投与では低血糖を来たす可能性はきわめて低い。

・適応

食前血糖コントロールは良好にもかかわらず食後血糖値のコントロールが悪い場合や、SU薬やインスリンを投与していても高血糖が是正されない2型糖尿病。

・副作用

腹部症状(放屁、腹部膨満・鼓腸)を高頻度に認めるため腹部手術歴のある患者、腸閉塞には注意を要する。

黄疸やAST・ALT上昇を伴う重篤な肝機能障害の報告がある。

食物と混在することで薬効が発揮されるため食直前の内服でないと十分な効果が期待できない

摂取した糖質の消化・吸収が遅れるだけであり、最終的には全量吸収されるので食事療法を守る必要あり。

他剤との併用で低血糖が出現した場合は、二糖類(いわゆる砂糖)では血糖値の上昇が緩徐であるため単糖類であるブドウ糖を服用する必要あり

他剤併用時の低血糖の際には対応要注意ですね!

また食直前服用というのもポイントだと思われます。

簡単ではありますが、今日はこのあたりで。

それでは!

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