糖尿病に気をつけた食事の準備って難しい

こんにちは。

理学療法士のRYUです。

今日は、糖尿病の食事について中でも「食事の準備」について書いていこうと思います。
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食事はどうやって準備していますか?

みなさんが実際に食事を用意する場合には

①外食

②お弁当などを購入

③調理

④宅配での配食サービス

などが挙げられるかと思いますが、多くは①~③で用意していることが多いかと思います。

現在の糖尿病に対する食事療法では一般的にカロリーを制限した食事の指導をされることが大半です。

一方で、世間で言われている「糖質制限」の食事を糖尿病療養に反映させていいものかということに関しては現在議論の中にあります。

それについては以前記事にさせてもらったことがありますので、そちらをご参照ください。

こちら→ 糖尿病の食事は糖質制限VSカロリー制限

医療機関で指導されるカロリー制限を中心とした食事療法をきちんと守ろうとすると、コンビニやスーパーなどで売られているお弁当、ファミレスを中心とした定食などを提供する飲食店のメニュー表にはカロリー表示がされているものが多いので、それを見て用意することが簡単にできます。

これは糖質制限についても同じようなことが言えます。

コンビニで売られているお弁当には食品成分表示のところに「炭水化物 ❍❍g」といったような表示がされています。

炭水化物は「糖質+食物繊維」のことなので、大まかに糖質の量を把握することが出来るようになっています。

もちろん、コンビニやスーパーには誘惑もいっぱいありますよね。

お菓子やスイーツ、和菓子などついつい手を伸ばして買ってしまうということも多いかなと思います。

また、毎回毎回外食したり、お店で買っていたらお金がかかりますよね。

となると、やはり自宅で調理して食事を用意するのが一番いいかなと思いますが、自宅で調理をする際の食事ってカロリーや糖質をどのように把握したらいいのでしょうか。
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自宅でカロリーや糖質を把握する方法

自宅でカロリーや糖質を把握するのは正直難しいです。

そのため医療機関で指導する立場の管理栄養士さんはなるべく患者さんの普段の食事の内容を聴取してその方に合った工夫の仕方を指導してくれます。

例えば、代表的なみんながよく食べる食品のカロリーなどを表などにしてお渡したりすることもあります。

ご飯茶碗1杯のご飯には、糖質が約55g、カロリーが約250kcal含まれています。

食パン6枚切り1枚あたりには糖質約26g、カロリーが約166kcal含まれています。

うどん1玉には糖質約41g、カロリーが約250kcal含まれています。

こうしたものを表にしてもらっておくとふとした時に見て覚えることができますね。

本屋さんでも食品のカロリーが載っている本や、糖質量が載っている本も売られていますので、そういったものを参考にしながら料理を作ることもできます。

しかし、ご高齢の方、お一人暮らしの男性などはこういった表をお渡ししてもなかなか注意しながら料理を準備することは難しいことが経験上多いです(もちろんきちんと注意しながら自己管理されている方もたくさんいらっしゃいますが)。

入院されている方の退院支援の際にそのような方で検討されることが多いのは④の宅配での配食サービスです。

この配食サービスは実は若い人にとっても非常に便利な気がします。

配食サービスもいろいろな種類がある

配食サービスは本当にいろいろな種類があります。

腎臓の悪い方にも食べやすいように蛋白質を制限した食事や、心臓の悪い方も食べやすいように塩分が控えめの食事、そして糖尿病の方も食べやすいようなカロリーを制限した食事や、糖質を気にする方のために低糖質の食事など様々な状況の方に対応した食事が準備されています。

ここで、1つ配食サービスをご紹介します。
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↑↑こちらです↑↑

数ある中の1つの配食サービスですが、

こちらは低糖質の食事を提供しているようです。

糖質量は1つの食事・スイーツあたり30g以内になるように作られているようですので、一般的な食事に比べ糖質量はかなり抑えられているかと思います。

また、料金も1食あたり548-700円とコンビニやスーパーでお弁当を購入するのとほぼ変わらない価格で購入することが出来るのもメリットかなと思いました。

メニューもたくさんある中から選ぶことできます。

ライスにもリゾットや雑穀米など健康的でオシャレなメニューがあり思わず食べたくなってしまうものばかりでした。

ぜひ、ご興味のある方はお試しください!

糖尿病療養している方はかかりつけ医にこんな食事を頼んでみようかと思うと報告しましょう。

糖質を制限すると、現在内服されいる血糖降下薬の種類によっては量を調整したりする場合があるかもしれません。

先生と食事についてお話するとてもいい機会にもなると思います。

それでは、またご紹介できるものがあればさせていただければと思います。

それでは!
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